豊中フィールド日記

大阪北摂の自然観察日記

【箕面川の上流】2023.7.8

【ガサガサ】

今回は初めて箕面川に行ってきました!!

■採った場所:箕面川の上流

■時間:8:00〜10:00

■装備:網・バケツ

■天気:曇(少し暑い)

■観察した生物:

トウヨシノボリ/ドンコ/カワムツ/ムギツク/サワガニ/オイカ

↓オイカワは観察したが採れなかった。

 

■トウヨシノボリ(多分)

↑成魚の大きさは5〜7センチ位。

生息地:川の上流や池・湖の石の下や流木の隙間に生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で主に川虫を食べるが藻類も食べる。

繁殖期:5〜7月下旬でこの写真のヨシノボリも卵を持っているのかお腹が大きい。

特徴:吻先(鼻面)から目にかけて左右2本の赤い線が入っている。

   オスの尾びれの基底付近にはオレンジ色の波紋がある

■ドンコ

↑成魚の大きさは15〜20センチ位。

生息地:川の中流から下流や池などの石や流木の隙間に生息。

食性:肉食性で小魚や川虫・エビなどの甲殻類などを食べる。(魚食魚)

繁殖期:5〜7月。

特徴:下顎が上顎より前に突き出している。 体は黒褐色。

   口が大きく唇が厚い。 胸びれは扇形で大きい。

カワムツ

↑成魚の大きさは10〜15センチ位。

生息地:川の上流から中流の流れの緩やかな淵などに生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で主に川虫や昆虫・甲殻類を食べているが、藻類や水草も食        べる。

繁殖期:5〜8月でオスには追星(体やひれなどに白色の突起)などが現れる。

特徴:オイカワに似ているがカワムツのほうが体に対してひれが小さい。

   体型はずんぐりとしている。

   口はW 字型だがハスのように唇は曲がっていない。

■ムギツク

↑成魚の大きさは10〜15センチ位。

生息地:主に川の中流域の流れの緩やかな石の隙間や水草の近くに生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で川虫が大好物。藻類などもつつきながら食べる。

繁殖期:5〜6月。

特徴:体色は背側は褐色で、腹側は白色。

吻先から尾びれの基底まで体に1本の太い黒色の線が入る

黒い線は、成長するにつれて無くなる。  稚魚は各ひれが橙色に染まる。

■サワガニ

↑成体の大きさは足の部分を含めると5〜7センチ位。甲羅部分だけなら3〜4センチ位。

生息地:上流や源流の石の隙間や周りの陸地。

食性:雑食で主に川虫や水生生物の死がい・水草などを食べる。

繁殖期:6〜10月。

特徴:体はこげ茶や赤色で足に毛や突起などは目立たなくなめらか。

   モクズガニに似ているがモクズガニには硬くて長い毛がある。

 

【感想】

千里川のいつもガサガサしているところではオイカワやムギツクみたことがなかったので観察できてちょっと嬉しかった。

サワガニがいたので箕面川は水がきれいなんだと思う。

石の隙間にムギツクやオイカワなどがいた。