豊中フィールド日記

大阪北摂の自然観察日記

【夜のうなぎ釣り】2023.7.22

【うなぎ釣り】

■釣った場所:神崎川

■時間:6:30〜1:00

■天気:曇(ちょうどいい)

■釣った魚・観察した生物:

↓ウナギ/キビレ(キチヌ)/アシシロハゼ/ヌートリア

持って帰っている途中にアシシロハゼが死んでしまった。残念...。

キビレは裏返っているが実は元気。



【生物紹介】

 

■キビレ(キチヌ)

↑成魚の大きさは30センチ位。 大きいものだと50センチ程になる。

生息地:内湾や汽水域に生息。

食性:雑食性で甲殻類や貝類・小魚・海藻などを食べる。

   【キビレ解体】で紹介した個体もしじみを食べていた。

繁殖期:10〜1月。

特徴:クロダイに似ているが、体高が高い。

   ★腹びれ・尻びれ・尾びれの下先端部が黄色い。

ニホンウナギ

↑成魚の大きさは90〜100センチ位。

生息地:川や汽水域・湖沼などの泥の中や石の間。

    ニホンウナギという名前だが、朝鮮半島や中国・台湾などにも生息する。

食性:小型の甲殻類やゴカイなど。他には水生昆虫や小魚も食べる。

繁殖期:5〜12月。

    ※フィリピン東沖や西マリアナ諸島西沖で産卵する降河回遊魚。 

出典:https://kaifu-lab.r.chuo-u.ac.jp/wp/1toha/

特徴:目は小さく、体は細長い円筒形。  体色は黒褐色で腹の方は淡黄色。

   腹ビレはなく背びれは尾までつながっている。

 

■アシシロハゼ(多分)

http://zakonomizube.web.fc2.com/fish/ashishirohaze.html:出典

↑成魚の大きさは9センチ位。

生息地:内湾や河川汽水域の砂底や砂礫底に生息している。

    海水から淡水まで生息。

食性:雑食で主に底生動物や藻類を食べる。

繁殖期:6〜7月と9月。

特徴:頬とえらぶたにウロコがない。

   マハゼに比べて頭が小さい。

 

ヌートリアは流れが緩やかな時によく泳いでいた。

それと、何かわからないが魚の稚魚が群れて泳いでいた。

■感想

潮の満ち引きによって釣れる魚や数が変わったり、時間帯によって釣れる魚が違った。

次は少し早めに釣り始めてウナギをたくさん釣ろうと思う。

7:00頃はウナギがたくさん釣れた。

11:00頃にはキビレが釣れた。

8:00〜10:00頃はあまり釣れなかった。

 

 

 

 


   

【箕面川の上流】2023.7.8

【ガサガサ】

今回は初めて箕面川に行ってきました!!

■採った場所:箕面川の上流

■時間:8:00〜10:00

■装備:網・バケツ

■天気:曇(少し暑い)

■観察した生物:

トウヨシノボリ/ドンコ/カワムツ/ムギツク/サワガニ/オイカ

↓オイカワは観察したが採れなかった。

 

■トウヨシノボリ(多分)

↑成魚の大きさは5〜7センチ位。

生息地:川の上流や池・湖の石の下や流木の隙間に生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で主に川虫を食べるが藻類も食べる。

繁殖期:5〜7月下旬でこの写真のヨシノボリも卵を持っているのかお腹が大きい。

特徴:吻先(鼻面)から目にかけて左右2本の赤い線が入っている。

   オスの尾びれの基底付近にはオレンジ色の波紋がある

■ドンコ

↑成魚の大きさは15〜20センチ位。

生息地:川の中流から下流や池などの石や流木の隙間に生息。

食性:肉食性で小魚や川虫・エビなどの甲殻類などを食べる。(魚食魚)

繁殖期:5〜7月。

特徴:下顎が上顎より前に突き出している。 体は黒褐色。

   口が大きく唇が厚い。 胸びれは扇形で大きい。

カワムツ

↑成魚の大きさは10〜15センチ位。

生息地:川の上流から中流の流れの緩やかな淵などに生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で主に川虫や昆虫・甲殻類を食べているが、藻類や水草も食        べる。

繁殖期:5〜8月でオスには追星(体やひれなどに白色の突起)などが現れる。

特徴:オイカワに似ているがカワムツのほうが体に対してひれが小さい。

   体型はずんぐりとしている。

   口はW 字型だがハスのように唇は曲がっていない。

■ムギツク

↑成魚の大きさは10〜15センチ位。

生息地:主に川の中流域の流れの緩やかな石の隙間や水草の近くに生息。

食性:やや肉食傾向の雑食で川虫が大好物。藻類などもつつきながら食べる。

繁殖期:5〜6月。

特徴:体色は背側は褐色で、腹側は白色。

吻先から尾びれの基底まで体に1本の太い黒色の線が入る

黒い線は、成長するにつれて無くなる。  稚魚は各ひれが橙色に染まる。

■サワガニ

↑成体の大きさは足の部分を含めると5〜7センチ位。甲羅部分だけなら3〜4センチ位。

生息地:上流や源流の石の隙間や周りの陸地。

食性:雑食で主に川虫や水生生物の死がい・水草などを食べる。

繁殖期:6〜10月。

特徴:体はこげ茶や赤色で足に毛や突起などは目立たなくなめらか。

   モクズガニに似ているがモクズガニには硬くて長い毛がある。

 

【感想】

千里川のいつもガサガサしているところではオイカワやムギツクみたことがなかったので観察できてちょっと嬉しかった。

サワガニがいたので箕面川は水がきれいなんだと思う。

石の隙間にムギツクやオイカワなどがいた。

【ヤモリ産卵!!】2023.6.15

前に【夜のミミズ採り】で紹介したヤモリのうちの1匹を飼育していたら急に痩せてたので、もしかしたら....と思い、隠れ家の中を見ると卵を産んでいまいた‼

↓2つ卵を産んでいた。大きさは1センチ位。結構大きくてびっくり。

卵は温度によって違うが、1~2ヶ月くらいで生まれるらしい。

■卵を取ろうと思ったけど、引っ付いていて取れなかった。

・ヤモリの子供が生まれるところを観察したい。

・ちゃんと生まれるか心配だけど、ちゃんと管理しようと思う。楽しみです!

 

【蜂の子へのご飯】

前に紹介した蜂の巣が大きくなったのと、幼虫に肉団子をあげていたのを観察したので、紹介します!

アシナガバチの巣。今、狩りから帰ってきて、肉団子を作っている。

肉団子は、虫の幼虫や、動物の死体から作っているらしい。前足を器用に使って丸めて肉団子にし、小さくちぎりながら幼虫たちにあげていた。

巣の根本が黒いのは、天敵の蟻が嫌う成分を塗っているかららしい。

巣も大きくなって、前は幼虫の部屋みたいのものが3つ位だたけど、今は11つ位になった。

 

■巣が大きくなったのは嬉しいが、外は危ないので、もう少しでケースに移動して飼おうと思う。

・早く、働き蜂が生まれてほしい。

【生物観察】2023.6.3

コクワガタの観察】

今日、トロ船に水を張っておいていたら、夜にコクワガタのメスが溺れていたので、救出しました‼

コクワガタのメス。大きさは3センチ位。

↓触ると、死んだふりをして2〜3分くらい動かない。

■夜に庭に出ると、コクワガタが溺れていてびっくりした。

なんで庭に来ていたのか分からないが、多分、家の明かりによってきたんだと思う。

 

【キビレ解体】

6月3日の夜。神崎川に釣りに行くと、キビレが釣れたので、さばいて食べきれない分は家の生物の餌にします。

↑お腹が膨らんでいる。卵だろうか?餌だろうか?

↑名の由来はこの黄色いヒレで黄色いヒレなので「黄鰭」(キハダとも言う)

↑キビレの背びれや尻びれは尖っていて、釣った時に刺さることもある。

↑捌きました‼(これは内蔵)

・赤く丸をしているのが心臓

・心臓の横の黄色いのが卵

・卵の横が鰓

・鰓の下が肝臓

・肝臓の横が多分、胃

 

↓胃がパンパンだったので、中身を出すと、ドロドロの貝殻がいっぱい出てきた。

なんの貝かは分からないが、多分、しじみ

お腹が膨らんでいたのは、胃が膨らんでたからだと思う。

 

【感想】

・魚を捌いていくのが難しかったけど、とても面白ろくて、特に内蔵を観察するのが面白かった。

・捌く前に、キビレのヒレを観察するのが面白かった。

 

 

■報告

前に上げた【夜のミミズ採り】で、見つかったムカデの名前がわかりました!!

名前は「ノコバゼムカデ」でおのさきしろざえもんさんが教えてくださいました。

有難うございます!

↓こんな感じ。

 

 

【夜のミミズ採り】2023.5.28

【ミミズ取り】

■採った場所:団地の近く

■時間:11:00~12:30

■装備:手袋・スコップ

■天気:晴れ(暑い)

■採った生物

ドバミミズ/アオズムカデ/ヤモリ

↑ドバミミズ。大きさは10〜15センチ位。今回は60匹くらいとれた。

↑アオズムカデ。大きさは12センチ位。一緒に2匹入れていると共食いしてしまった。

↑ヤモリ。大きさは12センチ位。

■【今回やったこと】

・家の前のコンクリートのところに、ヤモリが2匹引っ付いていた。白熱球の光が当たっていたので、光に集まって来る虫を狙っていたんだと思う。

・乾燥した土の上に落ち葉が溜まっている場所があって、その土と落ち葉の間にミミズがいるので枯れ葉をどけるといっぱいミミズがとれた。なかには、音にびっくりして、中から飛び出してくるミミズもいた。

特に枯れ葉が湿っているところはいっぱいいて他にも、モリチャバネゴキブリやハサミムシ・ムカデ・ダンゴムシなどがいた。

・みぞの所にも枯れ葉が溜まっていて湿っていたので、大きいムカデやドバミミズが特に多くいた。みぞの枯れ葉をどけていると曳航肢(えいこうし)が白黒のしましま模様のムカデが出てきたが名前が分からない。

↓曳航肢

【感想】

大きいミミズがいてびっくりしたけど、いっぱいとれたので面白かった。

大きいムカデを採るために色々な場所を探すのが楽しかった。

 

・採ったミミズはうなぎ釣り用の餌や飼育している生物の餌にする。

・採ったムカデはかっこいいので飼育してみようと思う。

【生物の誕生】2023.5.28

【生物の誕生】

前から飼っていたメダカの水槽にホテイ草を投入してみました。(投入したのは5月7日)

それからしばらくったっても卵が産み付けられていなかったのでとりあえず餌をやっていると、2つだけ卵が産み付けられていました(5月14日)。それからメダカが卵をいっぱい産むようになりました。そして、卵が産まれて13日目やっと第一匹目が産まれました。(27日)僕はやっと産まれて嬉しい!!

それと、なぜか一緒に飼っているエビの幼体?も産まれていました〜。

 

↓これはメダカの稚魚。大きさは2~3ミリ位。まだヨークサック(栄養が入った大きい袋)がある。これは、産まれてから3日くらいでなくなってしまう。3ヶ月位たつと成魚になる。

↓これはエビの幼体。メダカと同じで2~3ミリ位。幼生期は卵の中で過ごし、2~3ミリほどになると卵から出てくるらしい。1年たつと3センチ位になる。

 

メダカは針子用の餌をあげて、親とは違う水槽で飼育しようと思います。

そして、大きくなってきたら親と一緒の水槽に移します。(楽しみ‼)

エビは睡蓮鉢に入れて少しずつ大きくしていこうと思います。(こっちも楽しみ!!)

 

【家にアシナガバチの巣?】

5月27日、メダカの稚魚の観察をして、庭の植物に水をやっていると、アシナガバチが飛んで来たので、観察していると室外機の雨が当たらないところに小さい巣を発見しました‼

アシナガバチの初期の巣。まだ、女王蜂1匹だけ。

アシナガバチの女王蜂は寿命が4~5年で働き蜂は1~2ヶ月

アシナガバチが巣を作る場所は、屋根裏・ベランダ・物置・軒下・室外機などの雨風をしのげるところ。

アシナガバチの巣は植物の繊維を噛み砕き、唾液と混ぜたもので作っていて、自然の紙のようなもの。

アシナガバチはあまり攻撃性が高くないので、巣が大きくなるまで観察しようと思います‼

 

 

 

【ブルーギルで餌問題解決‼】2023.5.21

ブルーギル大漁!!】

最近、家の魚食魚の餌が少なくなってきたのでブルーギルを取りに行きました。

今日、ブルーギルをよく釣っていた池に行って初めて四手網を使ってブルーギルを採ってみました。

「四手網」・・・四形の袋状の網の上に、餌で魚などをおびき寄せ、網の上に集めて引き上げる漁具である[1]敷き網の一種である[1]

 

よく行く池にブルーギルがたくさんいるので、四手網で採ってみました。

餌は、スーパーで売っている魚肉ソーセージです。

 

■とれた生物:ブルーギルアメリカザリガニ

 

四手網に魚肉ソーセージをぐちゃぐちゃにしたものを入れて足場から大体2メートルくらいのところに投入してみました。

投入してすぐブルーギルが魚肉ソーセージをつついているのは見えたが、2匹くらいだったので網の周りに餌をまくと、ブルーギルの群れ(20匹くらい)が来たのでそれから1分くらい待ってゆっくり上げてみると大体、5~7センチくらいの小さいブルーギルが8匹くらいとれました。

それから四手網の餌を補充し、群れのいたところのにもう一回落とすと一度群れは散ったが、すぐに戻ってきてのでつぎは早めに上げてみたが2匹しかとれなかった。

その後、とれたブルーギルをさばいて四手網に入れてみた。場所を変えて流木が多く沈んでいるところに投入し、5分くらいたってゆっくり上げてみると15センチ位のアメリカザリガニがとれました。

今日は大体20回くらい投入して50〜60匹くらいとれた。

ブルーギルは「特定外来生物」で生きたままの移動が法律で禁止されているのでその場で殺して持ち帰りました。

【家の生物】

■今日取ってきたブルーギルをさばいて、アメリカザリガニ、ドンコ、エビ、オイカワに与えました。

↑殺したブルーギル。これをばいて餌にします

↑これはアメリカザリガニで〜す。僕がさばいたブルーギルを美味しそうに食べています。(笑)

↑ここにはエビと前猪名川で取ったギギがいます。ここにはブルーギルの内蔵を入れてみました。

この写真はエビだけですがギギも時々でてきて食べています。かわいいです。

↑ドンコも丸々1匹分のさばいたブルーギルを食べました。ちなみにこのドンコは10センチ位で〜す。

【感想】

僕は四手網の落とすところと引き上げる速さを変えてみてそれぞれどれくらい取れるか試すのが面白かった。

最近、餌が減って困っていたのですが、これで2ヶ月位は餌に困らなそうです。